第11話4コマで読む
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ケンミズナ電子なら、昨日のPDFがある。新しい画面は見なくても、同じ会社だし値段も株数も同じだろう。
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ユイ昨日のPDFと今日の画面、価格欄が違うよ。センパイ、目論見書はどの版の数字を使えばいい?
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センパイ条件が更新されることがある。同じ時点の価格と株数を使え。会社名、日付、訂正箇所を確認するんだ。
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ジム古い株数と新しい価格は混ぜない。訂正後の資料を開き、証券会社の確定条件と申込期限も照らし合わせよう。
初めて目論見書を開いたら、資料の版と条件を確認し、会社が何に対して代金を受け取るかを探します。ユイとセンパイが、売上と現金の違い、公募と売出し、リスクの数字を資料例で読み解きます。
会社名と資料の版をそろえる
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ケンミズナ電子の目論見書、昨日のを印刷したぞ。株数はこれ、値段だけ今の画面から写せば、計算はもう終わりだ!
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ユイ待って、表紙の日付が違う。センパイ、同じ会社の資料が何枚もあるときは、どこから確認すればいい?
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センパイ調べたいことで入口を選ぼう。取引所の一覧で上場予定や銘柄を確かめる。証券会社で交付される目論見書は、事業や財務、募集条件などを確認する入口だよ。EDINETでは会社が提出した有価証券届出書や訂正届出書を探せる。
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ジム私なら資料の表紙に会社名と日付を付箋で出しておく。株数と価格が同じ時点の資料か、見せる前に揃えないとね。
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ユイ昨日ダウンロードした資料と今の画面で、価格欄が違うよ。昨日の株数と今日の価格を掛けていい?
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センパイ募集の途中で価格や株数が更新されることがある。同じ時点の条件を使おう。提出会社名、日付、訂正箇所を見て、証券会社の画面にある確定条件と申込期限も読み合わせてね。
ミニ確認 ページ数の多い資料が最新版?
ページ数では決まりません。会社名、提出日、訂正の有無と内容を見て判断します。
取引所・EDINET・証券会社の資料を探す
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ケン似た表紙のPDFが三つもあった。手近な一冊だけ開けば、上場日も申し込む日も全部分かると思ってたぞ。
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ユイ上場予定のニュースを読んで検索したら、証券会社の目論見書、EDINETの有価証券届出書、取引所の「Ⅰの部」が出てきた。会社名が同じなら、どれを開いても同じ資料なのかな。
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センパイ募集条件や事業情報など、内容の重なる部分はある。目論見書は、募集や売出しの際に投資家の判断材料となる資料として取扱証券会社などを通じて交付される。有価証券届出書などは金融庁のEDINETで探せる。Ⅰの部は上場申請のための資料で、取引所の新規上場情報から閲覧できる場合がある。役割と掲載元をメモしよう。
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ジム欲しい情報ごとに入口を並べよう。取引所の日付、取扱会社の申込案内、提出書類の訂正を、同じ役割の資料だと思わないように。
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ユイネットの記事に「目論見書によると」とあったけど、どの版か書いていない。自分が持っているPDFと結論が違うとき、どちらを信じればいい?
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センパイ記事の説明は手がかりとして、元の資料を開いて提出日、対象期間、訂正の有無を比べよう。目論見書で取引条件を読むなら、取扱証券会社が交付した資料と訂正事項を確認する。別の資料に同じ数字があっても、作成時点や定義が違う可能性があるから、いつどこで確認した数字かを添えて保管する。
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ユイ検索結果に出たページだけだと、会社名を似た会社と読み違えそう。最初にどの情報を控えれば、後で同じ資料へ戻りやすい?
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センパイ会社名、銘柄コードなどの識別情報、資料名、掲載元、提出や公開の日付、確認したページの見出し。PDFのページ番号はビューアーの表示と書類の印字がずれることがあるので、見出しも残しておく。資料の更新が入ったときには、旧版と新版で変わった項目を並べて見直せるよ。
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ジムさあ、この立派な冊子をご覧あれ。これだけきれいにまとまっていれば、資料探しも終演だ。
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センパイ幕を下ろすな。会社名、開示日、訂正の有無。まず元の資料と照らせ。
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ケン表紙で決めるところだった。漫画の新刊と同じで版は見るけど、こっちは訂正がないかも別にメモする。
ミニ確認 上場予定日を取引所で見つけた。証券会社での購入申込みの締切もそれだけで確認できる?
取引所の上場予定日と、個別の証券会社の手続きの締切は役割が異なります。申込案内と交付資料で必要な操作や時刻を調べます。
価格と株数が両方変わったとき
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ユイ同じ社名で「訂正」というファイルを見つけたよ。元の資料にあった文章が全部変わったのかな。自分のノートはどこを直せばいいだろう。
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センパイ訂正資料では、どの書類を、いつ、どんな理由で、どの箇所を訂正したかを読む。価格や株数、日程が具体化した場合と、記載の修正がされた場合とで、確認のしかたが変わる。元の資料に戻って変更が影響する計算や質問を特定し、日付付きで訂正後の数字を反映する。
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ケン「訂正」と見て古い版を捨てるところだった。変わった行を分かるようにして、元の資料とセットで置いとく。
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ユイ公開価格の更新で変わったのは価格のセルだけ、と思っていたけど、株数や金額の表も見直す必要がありそう。どこまでまとめて確認したらいい?

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センパイ自分のメモの中で同じ数字を使った項目をたどる。価格と取得株数から出した購入代金、募集と売出しの総規模、会社が開示する手取金の条件などは、使う数字を混ぜないようにしよう。日程が変わったなら、取扱証券会社の最新の受付時刻も確認する。更新されていない値と訂正された値を区別するのが目的だよ。
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ジム価格だけを新しくすればいいとは限らない。資料を並べたら、価格と株数に同じ版の印をつけよう。
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ユイ修正された行だけ覚えていたら、別の友達が古い資料を開いていて話がかみ合わなかった。変更の経緯が伝わる書き方にしたいな。
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センパイ「最初に読んだ数字」「後で確認した数字」「変わった理由」「確認元」を別の欄にすると共有しやすい。古い値を消して経緯が分からなくなるより、旧版の値と新版の値に日付を添える。何が変わらなかったかも、関連する箇所を実際に見た範囲で書くと、読み手が過剰に推測しにくい。
ミニ確認 新版に値段の変更があり、株数にも訂正がある。規模の概算を更新するときに何をそろえる?
同じ版で確認できる価格と株数を使います。公募と売出しのどちらの規模か、費用を含めた数字かも明記します。
事業は「誰が何に払うか」から
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ケン端末を110店に入れたら、毎月110店から代金が入るんじゃないか。店で言えば、席に座った全員の注文を数えるようなもんだろ。
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ユイミズナ電子は倉庫向けの端末とソフトを扱うんだって。端末がたくさん売れたら、来年も同じ売上が入るの?
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センパイ端末を納品するたびに入る代金と、ソフトの月額利用料を分けよう。利用店の増減、契約更新、端末の納品時期で、同じ会社でも売上の動き方が変わるね。
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ジムその110店に、料金を払わない店が入っていないか確認だね。最初に「誰が何に払うか」を書くと、計算の対象が分かる。
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ユイ導入店舗110店と見つけたよ。全部に月額1万円を掛けると、110万円?
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センパイ資料の「導入」の定義を確かめよう。110店のうち10店が無料お試しなら、有料なのは100店。全店に同じ月額が適用されるという仮定では100万円だよ。
ミニ確認 有料店が同じ料金のまま10店増えると、月額利用料は?
110店 × 1万円で110万円です。料金変更や割引はないという例です。
売上と利益率は一緒に見る
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ケン売上が伸びたって聞くと、お客さんが増えた日の店みたいに、残るお金も増えたと思っちまう。
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ユイ売上が10億円から12億5,000万円に増えたって。25%も伸びたなら、利益も25%増えた?
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センパイ営業利益の欄も開いてみよう。この例では前期も当期も1億円だよ。売上に対する営業利益の割合は前期10%、当期8%になる。
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ジム額だけなら営業利益は横ばい。私は売上100円あたりいくら残るかに直して、前と今を並べてみるよ。
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ユイ利益の額は同じでも、100円売ったときに残る営業利益は10円から8円に減ってる。どうしてだろう?
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センパイ材料費、人件費、工場の立ち上げなど、数字を動かした理由を会社の説明で確認しよう。比べる前に、連結か単体か、何か月分か、百万円単位か億円単位かも合わせるよ。
長さが同じ二つの会計期間を比べた例です。営業利益は両期とも1億円です。
営業利益率は営業利益を売上高で割った割合です。差は2ポイントです。
ミニ確認 売上が増えれば、営業利益率も必ず上がる?
この例では営業利益が同じため、売上に占める割合は下がります。
財務の数字を期間、範囲、単位でそろえる
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ユイ資料の前年は「売上高 1,500百万円」、今年は別の図で「18億円」と書かれている。見た目の桁が違うから、今年の売上が小さくなったように感じたよ。
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センパイ1,500百万円は15億円だね。二つの数字を同じ単位に直して、対象期間と範囲も確かめよう。連結はグループの値を表し、単体はその会社の値。決算期が変更されて一年未満の期間になっている場合などは、単純な伸び率の見え方が変わる。単位を直した後に、比較の対象が同じかを確認する。
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ケン百万円の欄に、億円の数字をそのまま写してた。さすがにこの差は派手すぎる。両方とも億円にそろえよう。
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ユイ「前期より利益が伸びた」と説明しているけど、一方の期だけに資産を売った利益があるとしたら、本業が増えたことと区別が必要だよね。
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センパイ営業利益と当期純利益、会社が説明する増減要因を合わせて読む。資産の売却や他の一時的な要因を抜き出して考える場合は、どの数字を調整したかを明記する。会社が使う調整後の指標は、定義を確かめると他社と比べるときの違いが分かる。
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ジム単位を合わせたら、次は期間と連結か単体か。大きな数字ほど、見出しまで揃えてから並べたいね。
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ユイ会計の表で去年と今年の数字を並べてから、前年比を自分で計算したら、会社の資料のグラフとは少し違った。何を見直すといい?
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センパイ金額の表示単位、四捨五入の方法、計算対象、連結か単体か、会計方針や集計区分の変更を見直す。表示された概数を使うと会社が元の精密な値で計算した数字と差が出ることがある。元の値が確認できなければ、自分の計算は概算と書いて残そう。
ミニ確認 前期1,500百万円と当期18億円を比較する前に、単位以外で何をそろえる?
期間の長さと、連結・単体などの範囲です。会計処理や区分が変わっていないかも、資料の説明を確認します。
利益があるのに現金が減る理由
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ケン店でも売掛の伝票は増えたのに、仕入れの支払いは先に来たな。黒字の数字だけ見て、レジまで潤ったつもりだった。
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ユイ会社が黒字なのに営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスだった。計算のどこかがおかしいのかな。利益と現金は一緒に増えるイメージだった。
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センパイ利益は、収益と費用を会計上いつ認識するかで計算する。一方で現金の出入りには、代金が入る日や支払いの日が関係する。売上に計上しても代金がまだ入っていない、商品を増やすため先に支払ったなどの場面がある。利益がプラスで現金の動きがマイナスでも、理由を数字と説明から確認できる。
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ユイキャッシュ・フローの表では営業、投資、財務の三つが並んでいた。会社のお金が増えたときに、全部を「本業で稼いだ」と書いてしまいそう。
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センパイ三つの区分を分けて読む。たとえば、設備を買う資金は投資活動に、借入や返済は財務活動に表れる場合がある。会社の現金が増えても、どの区分から増えたのかが重要。手元資金だけを見て本業の収益性を断定しない。詳しく読むときは会計上の区分と明細を確かめる。
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ジム手元の現金が増えたら、どの活動の増加かを見よう。営業で入ったお金と借りたお金では、理由が違うからね。
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ユイ利益は黒字なのに現金が減った理由を、一つの表だけで決めていい? たまたま売上の入金が翌月になったような場合と、ずっと回収が進まない場合は違うはず。
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センパイ複数の期間を比べ、売上債権や在庫がどれくらい増えたか、会社が増減についてどのように説明しているかを見る。季節要因や取引条件が関係する場合もある。違いの理由が記載されていないときは、仮説を断定せず、「回収条件の説明が未確認」とノートに残そう。
ミニ確認 現金が50万円増えたと聞けば、営業活動も50万円のプラスと判断できる?
できません。この例では営業活動に相当する動きは100万円のマイナスで、他の活動を足した結果が50万円の増加です。
公募と売出しは、お金の行き先が違う
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ケン100万株も募集するなら、100万株ぶんが会社の新しい資金だと思ってた。
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ユイ「公募20万株、売出し80万株」ってある。合わせた100万株の代金が会社に入るの?
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センパイこの例では公募20万株は会社が新しく発行する株。発行会社には新株発行による手取金が入る。売出し80万株は既存株主が持っていた株なので、売った株主に売却代金が入るよ。
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ジムこの例の行先は二つ。新しく発行する分と、今の株主が手放す分を分けてから、会社の手取金の欄へ進もう。
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ユイ公開価格1,000円だと、新株20万株を掛けて2億円。手取金の欄も2億円になる?
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センパイ公開価格を掛けた金額は投資家の購入額をもとにした規模。引受条件や発行費用などがあるので、会社の実際の手取金と同じとは限らない。手取金の見込額と使途は資料の該当欄で読むよ。
募集条件の例です。全100万株のうち、新株20万株の発行による手取金は発行会社へ、既存株80万株の売却代金は売った株主へ。

ミニ確認 発行済株式200万株にこの公募と売出しが行われたら、何株になる?
ほかの増減がなければ220万株です。既存の80万株の売出しでは株主が変わります。
新株が増えたとき、持分は何%になる?
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ユイさっきの公募20万株と売出し80万株を、すでに株主だった人から見るとどうなるんだろう。2万株を持ち続けて、持ち株数が同じでも、会社の全体に占める割合は変わるのかな。
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センパイ新株が発行されると会社の発行済株式数が増える一方、既存株の売出しは、もともとある株式の持ち主が変わる取引。公募と売出しを合わせた数量は市場へ渡る株の規模を読む材料で、発行済株式数の増え方とは別。新株の数と、売出しの株数を別の列にしよう。
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ケン売出しの80万株まで会社全体の数に足してたよ。持ち主が替わっただけの株は、増えた株の欄から外すのか。
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ユイ発行済株式数が増えたら、今いる株主が同じ株数を持ったままでも、持分の割合は下がるの? 分子と分母を見れば説明できそう。
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センパイ株式の種類などが同じと仮定して、持つ株数が変わらず全体の株数が増えれば、その割合は小さくなる。新株で会社に資金が入り、その使途が事業にどう影響するかは別に読む。割合が小さくなることだけで、その株の値段が同じ割合で下がると決めつけない。
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ジム分子の持ち株数と分母の発行済株式数を先に書こう。持分の割合と、株価を同じ数字だと思ってしまわないためにね。
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ユイ表に新株予約権が載っている場合、今の発行済株式数に全部を足して計算してよい? 一度に行使された場合と、まだ誰も行使していない場合が混ざりそう。
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センパイまず、現時点で発行済みの株数と、行使されれば増える可能性のある株数を分ける。行使できる期間や価格などの条件が開示されていれば確認する。今の数字と、条件を仮定した将来の数字は分母が異なるので、両方を使う場合は計算の前提を明記しよう。
ミニ確認 公募前に会社の株の1%を持っていた人が、株数を変えずに保有したら?
この例では、新株発行後の220万株に対する2万株なので、割合は約0.91%です。売出しは既存株の移転で、発行済株式数には加えません。
手取金と事業の計画を照合する
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ユイ会社が「調達資金を成長投資に活用」と説明している。良さそうな言葉だけど、実際に設備を買うのか、人を雇うのかまでは分からないね。
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センパイ目論見書の手取金の使途で、資金を使う対象、時期、金額の内訳を読む。例えば設備資金、運転資金、採用や開発に関わる支出は、事業への表れ方が異なる。使途の合計と手取金の見込額を比べ、残りの資金の扱いや不足分について記載があるかも見ると、計画の前提をつかみやすい。
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ケン厨房を広くすると聞いて、新しいコンロが入った日から売上が増えると思ったことがある。使い始める日も別に見ないとね。
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ユイ「新ラインに8,000万円」と書いてあれば、8,000万円分の売上が次の期に増えると思っていい? 使う金額だけでは、いつ生産が始まるのかが見えない。
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センパイ支出と売上は別の数字。契約、設備の設置、稼働、受注、納品、入金など、資金を使ってから成果が数字になるまでの道筋がある。費用や設備の取得がどの期に入るかも異なる。資料の計画を読むときは、予定額と支出済みの額を区別し、計画が予定どおり進む条件を考える。
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ジム手取金の見込額と使途を並べ、次にいつ使う計画かを読もう。設備への支出額を、そのまま売上の予想に入れないように。
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ユイ手取金の欄が見込額と書かれていると、最初の計画と確定後の数字が違うこともありそう。どの時点の資料で比較する?
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センパイ算出の前提、最終の募集条件、資料の更新日を読む。公開価格、引受価額、発行諸費用がどの数字に対応するかを確認する。資金の使途がいつ時点の計画かを記録し、後日会社の開示で変更があれば記録を更新しよう。使途に書かれたことは、将来の売上を保証するものではないよ。
ミニ確認 手取金の使途に製造機器8,000万円とある。確認できるのは何で、未確認のままなのは何?
資料で確認できるのは、該当額を機器に充てる計画です。実際の支出時期や、支出後の売上と利益は別の情報として確認します。
追加売出しとロックアップを読み分ける
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ユイ募集の表の下に「オーバーアロットメントによる売出し」とあった。通常の売出しと名前が似ているから、最初から予定どおり全部出る株だと思っていいの?
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センパイ募集・売出しに加えて、同じ条件で追加的に売出しを行うことがある。目論見書では予定や上限、条件、数量などを読み、通常分と追加分を区別する。追加分の記載があるだけで、最大数量が必ず実施されると決めない。公募と売出しの内訳や、変更された後の数量も資料の版をそろえて読む。
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ケン追加分を見つけたから、上限まで必ず売るものとして合計しちゃったぞ。
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ユイ「ロックアップ」という欄もあったよ。一定期間は売れないと聞いたけど、これがあれば株価が下がらないという意味になるのかな。
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センパイロックアップは、関係する株主などが、一定の条件のもとで売却などを制限する取り決めとして資料に記載されることがある。対象者、対象株式、期間、例外、解除の条件を確認する。制限の対象外の株式もあり得るし、市場の注文は他の投資家からも出る。取り決めから値動きを保証することはできない。
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ジム追加売出しは規模の欄、ロックアップは売却制限の欄に置く。似た位置に載っていても、足し算の仲間にはならないよ。
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ユイ二つの欄とも市場に出る株に関係しそうだけど、同じ「売られる株の数量」として足してしまうと混乱するね。どういうメモにすると分かりやすい?
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センパイ通常の募集・売出しと追加売出しは、今回の取引の規模の欄に置く。ロックアップは、特定の人が売却できる条件の欄に置く。数量を足すときは同じ意味の項目だけを足す。ロックアップ期間が終わる日は、対象者が必ず売却する日ではないことも書いておこう。
ミニ確認 追加売出しの上限10万株と、既存株主が売却制限を受ける株数を同じ列で足してよい?
それぞれ意味が異なります。追加売出しの規模と、取り決めの対象になる株数を別の欄で記録します。
価格の比率を作るときの前提
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ケン1株1,000円と2,000円なら、半額の方が会社も小さいと思うだろ? 店の品札なら迷わないのにな。
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ユイ友達が公開価格の数字だけを見て、「1株1,000円の会社の方が2,000円の会社より割安」と言っていた。株の値段が低いことと、会社の値段が低いことは違う?
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センパイ株数や事業の規模が異なる会社では、1株当たりの価格だけを比較しても分からない。価格に発行済株式数を掛けた規模を試算したり、利益と比べたりするなら、どの時点の株数とどの期間の利益を使ったかを書く。連結の値と単体の値、実績と予想を混ぜないことが大切だよ。
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ジム株数を掛けると規模の順が逆になる例だね。利益の数字と比べるなら、その利益がいつのものかも先に見よう。
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ユイ利益が大きく変わったばかりの会社の比率は、直近の数字を使えば正確そう。年度の途中までしか資料がないとき、四半期の利益を四倍にして比べてもいい?
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センパイ四倍した数字は仮定を置いた試算になる。季節で売上が偏ったり、一度だけの損益があったりすると、通年の実績や予想とは違う可能性がある。計算結果に「四半期の単純年換算」と付け、会社が示す通期予想や前年同期間と分けよう。数字の形を合わせるだけでは、比較条件まで同じにはならない。
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ユイ利益がマイナスの会社を同じ比率で並べると、負の値が出るね。小さい値が有利と判断していいのかな。
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センパイ利益が負の場合、利益に対する倍率を、黒字企業の倍率と同じ意味で比較するのは難しい。どの期の利益を使い、なぜ負なのかを資料で確認する。倍率が計算できることと、意味のある比較ができることは別だよ。違いが大きいなら、比率を使わない理由を書いておこう。
ミニ確認 1株の価格が半分なら、価格×発行済株式数の規模も必ず半分になる?
株数が同じなら価格の比率がそのまま出ますが、株数が違えば結果も変わります。比較時点の株数を確認します。

リスクを数字に当てはめて読む
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ケン大口の取引先が一社減ると聞いて、取引先の数だけ数えてた。どれだけの売上を占めるか、そっちの方が先か。
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ユイ資料に「主要取引先との契約が変わると業績に影響」と書いてあるね。どのくらいの影響か想像しづらいな。
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センパイ別の会社を例に試そう。年間売上8億円のうちA社向けが3億2,000万円。A社への売上が半分になり、ほかが同じなら、全体は1億6,000万円減って6億4,000万円になる。
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ジム資料に載った40%と、半減したらという私たちの仮定を、線で区切ろう。仮定は発表済みの事実として扱わないよ。
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ユイA社向けは40%。別のお客さんに売れるなら影響は小さくなるかも。でも、その計画があるかはまだ分からないね。
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センパイ確認した事実、そこから考えたこと、資料を読んでも分からなかったことを三列にしよう。売上が何円減るかは試算で、利益や株価が同じ割合で下がるとまでは言えないよ。
A社向け3.2億円が1.6億円に減り、ほかの売上4.8億円は同じとした試算です。
ミニ確認 A社向けが半減すれば全体の売上も半減する?
ほかが同じなら減るのは1億6,000万円、元の8億円の20%です。
リスクの文を条件と影響に分ける
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ユイ設備の故障や災害、情報漏えい、規制変更など、リスクの欄を読むと項目が多い。どれが自分に関係するか分からず、見出しを眺めるだけになったよ。
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センパイ一つの項目について、何が起きるか、どの事業が影響を受けるか、何が変わるか、会社が何を対策として述べているかに分ける。たとえば、特定の工場が止まると納品の遅れにつながり、ほかの工場で代替できるかが次の問いになる。事象と影響を矢印にすると、抽象的な文を事業の流れに戻せる。
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ケン予備部品があるって読んだら、故障しても大丈夫と思いかけた。何日もつかは、まだ書いてないんだよな。
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ユイ保険に入っているとか複数の拠点を持っていると書いてあれば、もう影響はないという解釈でよいのかな。
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センパイ対策があることと、すべての影響がなくなることは別だよ。保険の対象外の費用や、代替拠点へ切り替えるまでの時間など、残る問いがある。対策の説明に実施時期や範囲が記されていれば一緒に読む。書かれていない補償や設備を推測で付け足さないようにしよう。
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ジム対策があることと、影響をどれだけ抑えられるかは別。私は確かめられない数字を無理に順位に使わない。
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ユイ確率の数字が書いていないとき、どのリスクを大きく見るべきか判断できない。想像で順位をつけるのは危ない気もする。
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センパイ分からない確率を埋めるより、影響の経路と確認先を整理しよう。「停止が一週間続いたらどの商品が出荷できないか」「停止中もどんな費用が続くか」のように条件を置くと、資料で何を確認するか見えやすい。可能性の順位を付ける前に、実際に開示されている内容と自分が想定した例を分けるとよい。
ミニ確認 会社が予備部品を持っていると書いていたとき、次に何を確認すると対策の範囲が分かる?
どの製品や設備に対応する予備か、何日程度を補えるか、代替手段があるかなどです。開示で分からない場合は未確認として残します。
読んだことを一枚にまとめて見直す
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ユイ資料の中の数字をたくさん控えたら、かえってどれが重要か分からなくなった。最初の一枚に何を書けば、自分以外の人にも理解してもらえる?
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センパイ事業を一文、重要なリスクを一つ、比較した数字を二つ、募集条件と資金の使途、未確認の問いを一つ。事実、解釈、未確認という三つのラベルを付ける。最初の一枚に読み切れなかったことを残せば、詳しく読む次の入口にもなる。会社の評価を一言で結論づける必要はないよ。
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ケン数字を写すところで止まってたよ。誰が何に代金を払う会社か、先に俺の言葉で書いてみる。
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ユイ「主力商品の売上が増えた」は事実で、「来年も増えそう」は自分の予想だね。根拠が示せない予想は空欄にするか、どんな資料が必要か書いておくほうが良さそう。
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センパイそうだね。予想を残すなら条件を添える。「既存顧客との契約が継続し、追加の販売が増える場合」のように、逆の条件も考える。会社の計画と自分の想定の違いも分ける。書いていないことを埋めず、出典と確認日を残すと、後で見直したときにも計算を再現しやすい。
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ジムメモを渡された人が出どころまでたどれるか、最後に見よう。事実、読み取ったこと、次に確かめることを分けるといい。
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ユイ最初は目論見書を読むことが、当たりそうな会社を見つける手順だと思っていた。読み終わっても分からないことがあるのは、確認の仕方が悪いからかな。
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センパイ資料から確かめられることと、将来まで予測できることは違う。会社の情報は後から更新され、市場で成立する価格は注文によって変わる。分からない点を明らかにすることも資料を読む成果だよ。一枚にまとめたら、どの資料を開いたか、どの数字を使ったか、訂正を確認したかを振り返ろう。
ミニ確認 読み終わってリスクの影響額が分からない場合は、どう記録する?
何が確認できたかと、何が分からないかを分けます。資料にない数字を断定せず、比較の前提や次の確認先を添えます。
目論見書で事業とリスクを読み、公募と売出しの内訳から資金の行き先を確かめる。申込みを検討するときは訂正情報も見る。
ONE QUESTION
1問クイズ
あるIPOの募集条件を例にします。公募20万株は会社が発行する新株、売出し80万株は既存株主の保有株です。会社の資金調達に当たる新株の発行は何株ですか?
正解と解説
20万株
新株を発行する公募の20万株分が会社の資金調達です。売出し80万株の代金は、株式を売る既存株主に帰属します。
出典・参考資料
- 日本取引所グループ「新規上場会社情報」
- 日本取引所グループ「株式公開(IPO)」
- 金融庁「EDINET 閲覧サイト」
- マネックス証券「新規公開株の申込手順」
- 証券取引等監視委員会|投資をされる方へ
- 金融庁|EDINETについて
- 日本取引所グループ|オーバーアロットメント
- 企業会計基準委員会|連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準
株式や投資信託などは価格が変動し、投資元本を下回ることがあります。